私たちの圃場は山口県下関市にあります。
先祖代々の土地は海の水が引いたときにだけ見えてくるところにあったり。
昔は遊び場だった古墳は古代から農耕文化がありこの町が栄えてきたことを教えてくれます。
漁師さんが朝とれた魚を届けてくれて、畑でとれた野菜と交換する。
とれたての魚と野菜が偶然出会う食卓はとても贅沢なものになります。
そんな光景が日々の1ページにありました。
野菜の栽培方法
砂栽培
この地域は砂混じりの土で昔からネギの栽培が盛んです。
特に細い小ねぎはふく刺しに切り方を変えて寄り添っています。
私たちは砂の培地で水や養分をほとんど与えず作物を栽培しています。
野菜は精一杯水分や養分を探しながら根を張り、野菜それ自身の栄養を循環させます。
するとメリハリのある味わい深い野菜に育ってくれます。
土耕栽培
代々野菜を育ててきた大地、土壌で有機肥料をつかい野菜を育てます。
農薬はほとんど与えることはありません。
大量に栽培をしないので、全ての野菜に目を配ることができます。
自生
クレソンは畑の裏の湧き水で生息しています。