トマトのそばを通ると、トマトの香りがするわけですが
もう一つ私にとっては、祖父母の匂いがすると思うことがあります。
祖父母はこれまでトマトを50年以上栽培してきて、
私はそれが普通の光景で、学校から帰って祖父母の家に遊びに行くと
このトマトの匂いがしていたのかぁとふと気が付きました。
栽培作物に入れるつもりのなかったトマトが
砂栽培で甘く育ってくれて、
幸いなことにトマトを作り続ける祖父母はまだトマトを作っていて、
少し反応を見たくて、食べてもらいました。
負けず嫌いのコメントがでるかな?と思ったのですが
甘い。
と一言。
そして自分たちの作るトマトがどうして酸っぱいのか分析をはじめました。
トマトのことは理論的に事細かく説明してくれるのですが
まだ分からないことが多いようです。
先日、大阪の農業weekで見せてもらったトマト大辞典1165ページ。
こんなに奥が深いトマト。
このトマトが砂栽培の初挑戦でどうにか美味しくできたことが不思議であり
当然なのかと思ったり。
トマトは元々、アンデスのゴロゴロ石のある決して肥沃でない土地にできる作物のようなので。
今日もトマトの匂いに必要以上にトマトを意識することになります。