あい菜農家の小さなイベントがありました。
告知も何もしていない秘密のようなイベントでした。
今年はウンカという虫が中国から大量にやってきて、お米の収穫がゼロになった農家もあるとか。春の田植えから、稲の成長を毎日見ながら、時には夜中に田んぼを見回って、大切に育ててきた稲がここにきて色を失い倒れる。
これでもう米作りはやめる、なんて農家が出ないことを祈りながら、収量は減っても育ってくれたことに感謝しながら、稲刈りは始まります。
今日、そんな稲刈りに関心を持ってくれたのは、小さなお子さん、お母さんとお父さん
子どもたちに稲刈りを経験させたい、お米を食べるときはそのことを考えながら食べてほしい、、、親子の会話
農家の責務のように思える農業について、しっかり考えてくれているお母さんとお父さんがいること嬉しくて妙に感動しました。
野菜を育てること、お米を作ること、昔からずっと近くで見てきて、私にとっては当たり前の光景です。
子供にとって稲刈りは田んぼがひろい遊び場になるわけで、どのように遊ぶかは自分次第。
みんなコンバインに乗って、稲を刈り、
帰ってゲームしたい、、、なんて言ってた子も最後までコンバインが刈り損ねた稲を拾ってくれていました。
それにしてもこの季節の空の色と稲刈りの匂いは
変わらない気がします。
弥生時代もこの感じ?
コンバインの燃料の匂いはないとして。
父曰く、ずっと昔は汽車にお米を乗せてお米を納めていたそうです。
ほんまかいな。
みなさま極秘ミッションおつかれさまでした。